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エコー(超音波観察装置)とは
超音波を用いた画像解析装置です
接骨院の業務内での超音波検査を厚労省から平成22年12月15日に厚労省の正式な事務連絡の文書が出て、使用が認められました
エコーでは骨、靭帯、筋肉、関節、腱、軟骨、関節包、血流などを診ることができます
レントゲンでは分かりにくい小さな骨折、関節水腫、血腫の状態も観察できます
今まで漠然としていた損傷度合、修復状態が画像で分かるため、処置や指導内容が早く変更できます。そのため、日常生活への復帰、競技復帰が今まで以上に早くなります
エコー(超音波観察装置)のメリット
①人体に無害である
レントゲンやCTと異なり、人体に直接放射線を浴びることないので、小さなお子様や妊娠中の方でも安心して使用できます
また、人体に無害なので、繰り返し使用して経過を観察できます
②リアルタイムに観察できる
筋肉や関節を動かしながら観察できるので、実際に動かしての状態、修復過程を確認しながら治療を進められます
③軟部組織(筋肉、腱、靭帯など)の観察に優れている
レントゲンやCTには観察が不可能な軟部組織の損傷などを観察できます
合わせて、骨の状態も観察できます
症例
骨折
①

②

足首の画像になります。①の矢印の白い線が骨になります。②になると同じ部分が階段状にずれていることがわかります。このようにエコー検査では細かい部分の損傷までわかります。骨、靭帯、腱、関節など様々です。
①

②

こちらは膝になります。①の矢印の部分が②になると同じ部分が真っ黒になっているのがわかると思います。これが皆さんがよく耳にする水が溜まっている状態です。こちらの患者様はしっかりと処置をし水がなくなりました。水は膝、足首、肩、肘など様々な関節に溜まります。こちらも見逃しません。エコー検査では水以外でも炎症、石灰、腫れ、靭帯損傷、骨折、肉離れなどもわかります。
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